ライト バーサタイル タックル /2019.9-
シマノ ポイズンアドレナ 1610M-2
導入動機は、旧「ベイトタックル・1610M」の通り。
実釣でもバーサタイルロッドとしてルアーの種類や重量、打ちから遠投まで汎用性が広いことを実感している。とくにボクが行くフィールドならフィネスに頼らない秋、この1タックルでことたりるだろう。
ロッド:シマノ ポイズンアドレナ(POISON ADRENA)1610M-2(2019.8入手) | ||||||
全長(m):2.08 | 仕舞(cm):106.5 | 継数(本):2 | 自重(g):107 | ルアー重量(g):7~21 | ライン:8~16lb | テーパー:RF |
とにかくデザイン的にも、既存のバスロッドの中で一番カッコイイと思うし、手にするだけでモチベーションも上がる。コルクでなく、フルカーボン一体成型中空後端グリップ「フルカーボンモノコックグリップ」っていうのがとても好き。マットなサラサラした感触、実重量以上に軽く感じる一体感、手元にくる感度もエクスプライドよりも断然よくて、なんだか釣りが上手くなった気分になる(笑)。
気に入りすぎて、ベイトフィネス用ロッドもポイズンアドレナにしたくなってくる。けど、旧「ベイトタックル・1610M」の一件を考えると、カルカッタ コンクエスト BFS HGとの相性がたぶんボクに合わない気がする。きっと軽量のアルデバラン BFS XGに変更したくなり、また本末転倒になりかねない。アップグレードするなら少し重量のあるバンタムかも、でもまだだいぶ先の話しだろう(追記/その後、やっぱり導入、ベイトフィネスタックル/new)。
シマノ ポイズンアドレナ(センターカット2ピース)1610M-2 | |
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シマノ 18 アルデバラン MGL 30HG
リール:シマノ 18 アルデバラン MGL 30HG(2019.8/29入手) | |||||
ギヤー比:7.4 | 巻取り長さ(ハンドル1回転/cm):74 | 最大ドラグ力(kg):4.5 | スプール寸法(径mm/幅mm):32/22 | ベアリング数(BB/ローラー):9/1 | 自重(g):135 |
標準巻糸量(ナイロン、lb-m):8-100、10-90、12-65 | |||||
使用ライン:ナイロン12lb or フロロ10lb-12lb(クレハ シガー フロロマイスター) |
「ベイトタックル・1610M/実釣した結果は…」の通り、もともとカルカッタ コンクエスト DC 200の活用目的だったが、ボクが求めたバーサタイルタックルではないと判断し、本末転倒だが今度はロッドに合わせてベイトリールを選ぶことになった。
たまたまというか、すでにバーサタイルタックルの必要性が芽生えていたからだと思うが、以前かいた「パワーベイトフィネス?バーサタイル?気になるフィネス対応ベイトリール/2019」で紹介したベイトリールが対象に他ならない。もし、タックル先行だったら「ダイワ 19 ミリオネア CT SV」や「ダイワ 18 SV ライト リミテッド」が優先していたかもしれない。
ところが幸か不幸か、ロッドに合うリールを選ぶ順番となってしまったので、ちぐはぐなメーカーで揃えるのが苦手なボクは、必然的に迷わず「シマノ 18 アルデバランMGL」となった。
基本的に求めるのはバーサタイルだが、導入のきっかけになったロングキャストによるカバー打ちのウエイトが高かったので、ギア比の選択にも迷わずハイギア(7.4)を選択した。
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手にした最初の印象は手にすっぽり収まるコンパクトさ、そして剛性が心配になるほどの軽さ。まぁ、『シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG』や『シマノ 19 カルカッタ コンクエスト DC 200』を使っているので仕方ない。
ポイズンアドレナ 1610M-2にセットするとこれまがまた軽い。ベイトフィネスタックルでも約300g(ライン重量除く)、パワーバーサタイルタックルなんて約385g(ライン重量除く)。それに比べてこのバーサタイルタックルは、約242g(ライン重量除く)しかない。けれどシャープで軽量なポイズンアドレナ 1610M-2との組み合わせはとても似合っているし、実釣でキャストしてみてもまるでこのロッドのためのリールのようにシックリ、非の打ち所がないマッチング、本当びっくり。
シマノ 18 アルデバランMGL | |
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クレハ シーガー フロロマイスター 12lb 320m | |
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実釣した結果は…
どうしてもカルカッタコンクエストと比べてしまう。手で包み込んで巻いているとき、18 アルデバラン MGL 30HGは安心感と感度がやや劣る印象。それは当然、金属と樹脂素材の重量感と手触りの違いだろう。巻き心地自体は劣らないくらい、なめらかで気持ちがいい。
実釣といってもはじめてテストを兼ねて1時間投げてみた。20m前後のキャストはいつもの感覚でブレーキ設定をして問題ない。しかし、30m以上のロングキャストの際、ルアー重量とメカニカルブレーキと外部ダイヤルのバランスが結構繊細な印象だった。
最初のロングキャストのテストには最近よく使うベビーファットイカ(オフセットフック込み約7g)にした。ノーマルのファットイカならよく飛んで当たり前だし、ベビーファットイカをベイトフィネスタックルで40m飛ばしていたので、同等くらいは飛ばしたいという願望もあり。
いつもの感覚ではじめはルアーがツーゥと落ちるわずかに抵抗があるくらいにメカニカルブレーキを調整。そして6段階ある外部ダイヤルを4・3・2へ下げていくと、2でラインが浮いたり軽くバッククラッシュを連発。そこでメカニカルブレーキを徐々に絞めていき、5秒くらいで手元に落ちてくるくらいまで絞めると、バッククラッシュはぜんぜんしなくなり、35mくらいまでは飛んでいく。目標の7g/40mは達成できそうな余裕あり。
あくまでも7gとバーサタイルタックルでロングキャストするのには最低限の重さ。この後、レベルバイブブースト9gと11gを数投だけキャスティングしてみたが、9g以上ならブレーキ設定は神経質にならなくても大丈夫な感じ。
18 アルデバラン MGL 30HGにはフロロカーボン12lbを基本に考えていて65m巻けるから、まあ大丈夫。今のところ、レベルバイブブーストを14gか18gで50〜60mロングキャストできればよいと考えている。これ以上のロングキャストは、より重量のあるルアーでヘビーバーサタイルタックルの担当だし。(2019年9月3日現在)
h_ahli
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追記(2020年9月15日)/新たにパワーよりの設定を前提にしたバーサタイル タックルを『パワー バーサタイル タックル』にし、もともとの「パワー バーサタイル タックル」は『ヘビーバーサタイル タックル』に変更しました。
そして「バーサタイル タックル」と位置付けていたこのタックルの名称は『ライト バーサタイル タックル』になりました。
この『ライト バーサタイル タックル』は、アルデバラン MGL 30HGに状況によってナイロン12lb・フロロカーボン10lb・フロロカーボン12lbを巻き、ややライトよりなリグやハードプラグを中心に使用していきます。
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