OBASSLIVE WINBEE

bass lure press

初夏が近づいてきた頃にシャッドが強すぎると思った時、なんとなく小型バイブレーションを使ってみたらなんども通したコースなのにあっさり食い上げてきた。それからは暑くなってきてもレンジをコントロールできる微波動シャッドとして50mmちょいくらいのバイブレーションを活躍していた。

そんなタイミングでボクの使い方にどハマりする、“小さいけど侮るなかれ!”をショルダーにしたオカッパリ向きの小型リップレスプラグ『ウィンビー』が(2022年5月)に登場。

オーバスライブ ウィンビー(2022年7月現在カラー8色+限定カラー2色)
・size/55mm ・weight/6.4g ・type/slow sinking(ラトルイン) ・hook/ #8

◎見た目は、モラモラDoryuやEVOのマイクロ版的。

◎バイブレーションの枠からはみ出た、多彩なアクション対応。

>基本はただ巻き。小型バイブレーション同様、着水からカウントして任意のレンジを通す。シャローでは着水同時にリトリーブっすることでU字に浅巻き。

>ストップ&ゴー。ストップした時のシミーフォールは食わせの間。

>リフト&フォールは、リアクション&シミーフォール。ということは、タフコンディションの最終手段。フォール時は頭を真下に立ち姿勢を維持するため、根かかりしにくい。

>そしてシャッドやミノー的な要素を色濃く取り入れた真骨頂リップレスプラグ。
トウィッチング(竿先小刻みに引いて10〜20cmくらい短く移動するイメージで)やジャーキング(竿先の瞬発力を利用して30〜50cm瞬発移動させながら一瞬止めるイメージで)は、賢いバスにも捕食スイッチを入れさせる。

>記載はなかったがポンプリトリーブ(竿を横倒しし、プルプルプルプルプルっと引いてはラインスラッグを巻き取る、を繰り返す)もよい。スローシンキングタイプなので表層から巻きはじめても徐々にレンジは下がっていくが、リップレス・ハードプラグのワーミング的アプローチとして。

◎メーカー(オーバースライブ)のおすすめセッティングは、

>ノーマルセッティング/ML〜M スピニングロッド、PE0.6~0.8号+リーダー10lb~16lb

>パワーフィネスプラッキング/ML〜MHパワースピニング、PE1号~1.2号+リーダー20lb~25lb ※中軸、太軸フックに乗せ替え必須

ただボクもそうだが、PEラインをわざわざ使うまでは…という方も多いだろう。

公式movieに、ベイトフィネスまでいかなくてもミディアムライトやミディアムタックルにフロロカーボン10lbでも手返しよくあつかえると解説あり。実際にボクはベイトフィネスプラッキングタックル(フロロカーボン8lb)で使用しているが、飛距離も扱いやすさも申し分ないと感じている。

シャッドやミノー的な要素を色濃く取り入れたコンパクトなリップレスプラグというスタンスは、小バスからデカバスまで魅了する。ただ巻きで“釣れた”から、攻めのアクションで“釣った”まで、ウィンビーひとつあれば楽しみ方は自在となるだろう。

h_ahli

オーバスライブ ウィンビー(55mm/6.4g/slow sinking/ラトルイン)
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