ラインカウンターをはじめて使ってみた

G.F. blog

子供の頃の感覚で釣り糸は1年くらい交換しないものだと思い込んでいたが、調べたらキズや劣化等の強度維持には釣行5回ごとくらいに新しく巻き直すのがベストらしい。

とはいえ、ボクはまだそこまで細かい違いがわからないので半年ごとか糸癖でキャスティングしにくくなったら新しくしようと考えている、今の所は。

リール3機を使い分けるようになり(まだたった3機かもしれないけど)、ラインが根掛かりで減ったり、キズ糸除去で減ったりと自然に巻き糸が少なくなって気がついたのは、規定量より1〜2割少なめの方がキャスティングしやすくなってきたこと。

気になって調べたらスプールエッッジ(スプールの端が斜めになった下の境目)より1mmくらい少ないくらいがちょうどいいらしい。それでボクのベイトタックルの「タトゥーラ CT タイプR 100H」とスピニングタックルの「タトゥーラLT2500S-XH」をみたら確かにどちらも1〜1.5mm下になっていた、なるほど。ビギナーのボクが自然にそう感じたのだからきっとそうなのだろう。

ということがあり、これからはベイトリールもスピニングリールも新しくラインを巻き直す時は太さにあわせて1〜2割少なめに測って巻こうと思った。

それに太さによって糸巻量が変わっても100m以内で、半分以下は使わない領域。だったら下糸を巻いてから新しく40〜50mくらい巻けばいいかなと思い、ラインカウンターの導入を検討していた次第。

そんな矢先、ベイトフィネスタックルで設定ミスで強烈なバッククラッシュをやってしまい、どうにもならずラインを切りながらほどいたら量が半分くらいになったため、新しく巻き直すことにした。

ベイトフィネスタックル用の「カルカッタ コンクエスト BFS HG」はメーカー推奨のフロロカーボンライン8lbだと45mしか巻けない。少なめにしか巻けないならとスプールエッジぎりぎりまで巻いていたのも仇になったのかもしれない。

次に行く時は、ラインを巻き直そうと思っていたが余裕がなくてたぶん25mくらいしかないまま先日ベイトフィネスタックルを持って行って使った(「今日から春バス!?」参照)。

さすがにフルスイングは控えたが、フィネスという意味ではかなりキャスティングしやすかった。人によってはベイトリールに20〜30mしか巻かない方もいるようなので、これはこれでありなのだろう。 でもスプールへの負担は否めないので、ボクはやっぱり1〜2割少なめで巻こうと考えている。

ラインカウンター『Lixada 999.9M』

長い前置きだったが、ようやく本題。ラインカウンターってどれがいいか少し悩んだ。最初は安価で一番メジャーなアナログ式を検討。

ただネックはスピニングリールに使うとインジケーターが反対側を向いてしまうため、巻きながら巻量を確認できないということ。それでスピニングリール対応のデジタルインジケーター式「Lixada 999.9M」を選択した。

スピニングタックルに設置すると必然とラインカウンターは下向きになりディスプレイはそっぽを向くのだが、ヘッドを回せばベイトリール同様に巻きながら巻量を確認できる仕組み。

Lixada 999.9M
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初巻はやっぱり「カルカッタ コンクエスト BFS HG」。ロッドへは挟み込んでロックをかけるだけで簡単に固定できる。

リールへの巻き取りの計測は、左のローラーにラインが上になるようクルッと1周巻く。これで巻き取りながらカウントする糸巻量を確認する(ちなみにローラーに下向きに巻けばリールから糸が出る量を計測できるので、船釣り等で落とし込みの棚をとるために使うそうだ。そのため画面のバックライト機能もある)。

インジケーターは10cm単位でカウントアップし、今回はフロロカーボンライン8lb/45m巻けるところを40m巻いた(次に使った具合をみて、あと5〜10mくらいまで減らしてみようかなと思っている)。

クレハ シーガー フロロマイスター 8lb 320m
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初回にもかかわらず非常に簡単に使うことができた。ローラーが滑ったりしないだろうかとも思っていたが、そんなことはまったくなかった。最初に糸巻量を決めておけば、なにも考えずにひらすら巻けばあっという間。

他のを使ったことがないので比べようがないが、ボクとしては便利でいい買い物をしたと思っている。

h_ahli

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