ベイトフィネス タックル/2019.1-2019.8終了

my tackle

ベイトフィネスタックル/newを導入してからエクスプライド164L-BFSは、けっきょく半年間まったく使用しなかった。進化を続けている釣り道具は古くならないうちに必要な人に引き継いだ方が絶対によいと考えている。なので手放して、このタックルは終了。

新しいベイトフィネスタックル/newを導入したことでこの初期のベイトフィネスタックルは終了しようかと思いましたが、2ピースは持ち運びが便利なのでとりあえず維持しておくことにしました。状況により、引き続き使用していきます。

シマノ 17 エクスプライド 164L-BFS/2

「シマノ カルカッタ コンクエスト BFS HG」用のロッドとして、最初はメーカーにこだわっていなかったのだが、考え抜いたあげくリールとのマッチングやほぼビギナーのボクにふさわしいロッドという条件に、最終的にリールと同じメーカーのシマノのエクスプライドに至った。理由として、リールに合うロッドデザインのアクセントにはシルバーと思い、軽量で中〜中の下くらいのクラスでとなると、必然とエクスプライドに落ち着いたという理由。

メーカーの紹介では「ライトリグを繊細に操作し、静と動のアクションを自在に演出するベイトフィネスロッドです。指先のような感度を備えた軽量ブランクスとマイクロガイドを合わせた専用設計により、スモールラバージグやネコリグなど、ルアーの移動幅を抑えた小刻みなアクションを得意とします。6’4″レングスは取り回しがよく、プレッシャーレイクにおいてもテンポの速い釣りで確実に結果を出せる一本になることでしょう。」ということ。

ロッド:シマノ 17 エクスプライド(EXPRIDE)164L-BFS/2(2019.2入手)
全長(m):1.93  仕舞(cm):99.2 継数(本):2  自重(g):100 ルアー重量(g):3.5~10 ライン:6~16lb

エクスプライドを入手前に調べた印象では、可もなく不可もないという、コストパフォーマンスのよいロッドとしてとらえていた。ほぼビギナーのボク的には比べ用がないので見た目的にだが、ロゴはちょっとダサいけどロッド自体は品がよくで質がよい印象。使った感じでは5〜7gのルアーなら近距離でも35mくらいの遠投なら思い通りキャストでき、2g程度でも打てる。フィネス用なものの最低でもこの1本があれば十分だと思えるくらい今は気に入っている。

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シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG

リール:シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG(2019.1入手)
ギヤー比:6.8 巻取り長さ(ハンドル1回転/cm):68 最大ドラグ力(kg):4.0 スプール寸法(径mm/幅mm):32/21 ベアリング数(S A-RB/ローラー):12/1 自重(g):200
標準巻糸量フロロ(lb-m):8-45
使用ライン:フロロ8lb(クレハ シガー フロロマイスター)

導入の動機は、子供の頃にベイトリールの主流だった憧れの丸型が今ではマイナーになりつつも高機能な機種で存在することを知ったことから。中でもベイトフィネスに特化し、高剛性なのに比較的軽くコンパクトでクオリティ高いデザインの「シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG」に興味深々、知れば知るほど所有欲が増す。もともとフィネスという意味ではスピニングタックルで十分だったが、このリール欲しさに、とうとうベイトフィネスタックルを揃えてしまった。

シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG
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クレハ シーガー フロロマイスター 8lb 320m
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実際に使ってみると9gのルアーならほとんどいつのベイトタックル通りに投げられたが、4gの軽いルアーだとビギナーレベルのボクでは気をぬくとバッククラッシュしやすい。それに高性能だからいつものタックルのつもりで投げると思った以上に軽く飛んで行ってしまい、遥か狙ったポイントを通り過ぎてしまったり。ベイトフィネスタックルのサミングは1投1投慎重に投げて体で感覚を身につけるしかないようだ。ただ、このタックルを使いこなせるようになればどのタックルでも精度のよいキャスティングができるに違いない。小型ハードルアー好きなボクにはきっとぴったりなタックルになるはずだ。2019.2.13現在

追記/このところライトリグばかり使用しているが、総重量2gのリグも10mは安定してキャスティングできるようになってきた。5gあれば重くと感じて飛ぶ飛ぶ。2019.6.14現在

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「シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG」の概要

◎1991年に丸型リール「カルカッタ」初代モデルが発売され、2001年にフラッグシップモデル「カルカッタ コンクエスト」ラインナップ。そして2017年にベイトフィネスモデルとして「カルカッタ コンクエスト BFS HG」発売。

◎ベイトフィネスリールの重量はだいたい130g〜180gが主流なようだが本機は200gとベイトフィネスモデルとしては軽い方ではない。ただ、この重さが逆に手元を軸として安定させるという。また、名前の最後につくHGはハイギアのことだが、小さなスプールでのギア比6.8の巻き取りスピードはそれほど早くなく、軽い小型ハードルアーのような巻き物に向いているそうだ。このことから軽量シャッドや近年流行の渓流ベイトフィネスにも対応ということらしい。

◎スプール自体にブレーキユニットがない最軽量スプール。さらにS3Dスプール(低振動スプール)。

◎ブレーキシステムには、軽量ベイトフィネスリールの代表的な「アルデバラン BFS XG」と同じFTB(フィネスチューンブレーキシステム)が搭載されている。S3Dスプールに直接、回転数に応じて可変するマグネット移動機構によるブレーキングは、柔軟に様々なキャスティングに対応することができるようになったという。

◎小型精密ギアが密にかみ合う新型駆動システム(マイクロモジュールギア)と、高負荷時でも力強い巻き上げを可能にするギアシステム(X-SHIP)など様々な最新技術を、剛性と耐久性に秀でる削り出しボディに収めることにより「カルカッタ コンクエスト BFS HG」ならではの感度をとれるなめらかな巻き心地を実現しているという。

「シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG」のポイント

◎秀でた感度をとれるなめらかな巻き心地。

◎さらにベアリング数は純正ですでにS A-RBが12個、ローラーに1個、合計13個搭載され、チューナップが必要ないほどの快適さ。

◎キャスティングの安定性。

◎軽いキャスティングでも飛距離をだせる。

◎軽量小型のルアーを目的のスポットへ的確に入れることができる(ボクはまだ無理だけど)。

◎巻き物ルアーに向いている。

◎ブレーキング設定は、まずメカニカルブレーキの設定を使うルアーによって投げならが緻密に設定した方がよいらしい。あのカチカチ音がなるのはシマノ機を使ったことがなかったボクには新鮮でより意識できるというもの。ボクは通常、メカニカルブレーキはスプールがガタつかないようにするのを基本とし、さらにメインに使うルアーがシューではなくわずかに負荷がかかる程度のツーって感じに設定したあとはよほど重量差のあるルアーを使う時以外はあまりあつかわないのだけれど、本機を使う時は特別に注意する。本機はメカニカルブレーキ調整がしっくりしたと感じた後、伸びを確認しながらFTBを調整していく方向性なのだろう。

ま、とにかくボクにはまだ実力以上のリールなのかもしれないが、この質感とデザインがとても大好き。釣りに行けない時でもつい触りたくなる所有感を満たしてくれるガジェットとして、この上ないリールなのだ。

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