IMAKATSU
Aventa Crawler VAZELLE

top water(トップウォーター)
イマカツ アベンタクローラー バゼル(3Dリアリズム/2022年6月現在5色)
・size/80mm ・weight/6.6g ・type/floating ・hook/#8
潜行深度/トップウォーター

一見、レゼルブに似た軽量系羽根モノのアベンタクローラーバゼルが登場(2020年6月上旬)。レゼルブと比べられる懸念や意見について、すでに発売1年くらい前の公式ブログでも語られていた。しかし序盤から根本的に違うイマカツ・オリジナルだと断言されていたのが印象深い。

それは至極当然。アベンタクローラーバゼルはボディー後方の前後のフックの間に羽根が位置するイマカツ・オリジナル機構。従来のクローラーベイトと差別化できる最も特別な構造だ。

逸話としてアベンタクローラーバゼルの開発初期は、全く異なるコンセプトの横ピクベイトだった。ところがテスト中にジャッカルから同じコンセプトの『ピクピク』が発表されたことでコンセプト転換。アベンタクローラーRSのフィネス・バージョンとして今の形となる。

こうしてデットスローを極めるためのギミックは、結果としていくつもの優れた副産物をもたらした。それはきっとあらゆる場面で応用力のあるアプローチを可能にすることだろう。

◎デットスローを極めたアベンタクローラーRS最大の特徴であるリアセットバック式ウィングを継承。

◎高弾性極薄プラスチックを採用した透明ウイングには3Dプリントが施されれている。魚系には各カラーにあわせた小魚柄、まるで水面の弱り切った小魚の群れを表現。トンボ系には羽の脈柄、まるで水面に落ちた1匹のオニヤンマの瀕死をイミテート。

◎小型軽量ながら安定した飛行姿勢で、抜群の直進性と飛距離を実現。

◎アンシンメトリーなボディはシャッドを横向きにしたようなリアルさ。ところが側面から見ると緩やかなS字形状。そして微妙に角度をもたせたウイング。これらはすべて様々なアクションに対応するためのギミック。

>デットスロー/最後方設置リアウイングの効果により、デットスローリトリーブでもしっかりヨタヨタしながらスイミング。

>ピクピクアクション/水面で溺死の小魚が悶えているようなピクピク・スロースイミングで演出。

>一点シェイク/サイトフィッシングに有効な移動距離を抑えた一点シェイク。ナチュラルな焦らしで食わせる。

>リアルバズベイト/高速リトリーブにも対応、破綻することなく高速ハイピッチクロールアクションが可能。フィッシュイーターに追われる際のボイルに酷似したスプラッシュ効果で広範囲から引き寄せる。

正直、トップウォーターはまったく反応のないフィールドもあるし、プレッシャーにも弱い。とくにオカッパリのフィールドでは常にハイプレッシャーなため、フィネスなトップウォーターは強い味方になるだろう。そして時に目新しい大胆なアプローチは、バスのリアクションや捕食本能を促すトリガーになりうる期待に満ちたバゼルだ。

h_ahli

イマカツ アベンタクローラー バゼル(80mm/6.3g/floating)
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