madotachi HANITAS LR

bass lure press
マドタチ ハニタスLR(2022年春発売、WEB限定・ショップ限定・追加カラーなどあり)
・size/120mm ・weight/3/4oz. ・type/Floating ・hook/カルティバ STY-35MF #4

なんとか行ける週一の釣行(4時間くらい)はとても貴重。1発狙いよりも1匹でも多く釣りたい心情が優先。入手が嬉しくて使ってみたい衝動にかられない限り10cm以上のハードルアーは、まずボックスに入れていくことさえない。

おかげで大枚叩いたハニタスたちは試し投げ程度でデスクのオブジェと化し、喉から手が出るほど欲しかったハニタスプラスは二の舞にならぬよう踏み留まった。

どうやら年に1種ラインナップするハニタスシリーズ、3年目の今年(2022年)の春に待望のコンパクトタイプが登場した。コンパクトと言っても120mmだが、体高があって大ぶりに見える初期ハニタスよりもかなり小ぶり。クランクのようなリップ付きで、“クウィングシステム”のヒレは左右独立構造になる。

このサイズ感なら普段使いを絶対すると自分に言い聞かせ、なんとか入手。せっかく入手したものの、なかなか出しきれずにいたのだが、スーパームーンパワーで朝から絶好調だった日(当日の釣行記はこちら)、調子にのってハニタスLRを初使用してみる。すると数投で釣れ、その後もポンポン。このに、ハニタスLRの実力を体験したことでボクのルアーサイズへのわだかまりが一切消え失せる。

〈パッケージより引用〉
ハニタスシリーズ初となるリップ付き、さらに左右ヒレ独立構造のクウィングシステム(PAT)搭載の「ハニタスLR」。ハイピッチウォブリングアクションが逃げるベイトフィッシュの波動を再現し、クイック操作でのレンジ切替に加え、左右への遊泳によりオーバーハングや護岸に逃げ込むベイトの動きまでも簡単に演出することができます。タックルやフィールドを選ばないサイズ感で、あらゆるシチュエーションに対応する変幻自在の「新感覚ジョイントベイト」とお楽しみください。

◎“クウィングシステム”は基本3段階のレンジを設定できる。ただし2・3ndでは、リトリーブ時のロッドの高さによってもレンジの微調整は可能。※下記説明はパッケージから引用しています。

1st/水面直下
低〜高速でも潜らず飛び出さず、水面を掻きまわし飛沫をあげる通常「バスモード」。

2nd/レンジ1m
幅広いリトリーブスピードに対応し、最も安定性と汎用性に優れる基本モード。

3nd/レンジ2m
弱々しく潜行し低活性な魚にも効果的。スマートガード(別売)装着で回避力UP。

さらに左右(L・R)のヒレを3段階レンジで別々に設定できる。これにより、中速リトリーブまたはジャークでルアーを左右へ送り込み、低速リトリーブやドッグウォークなどの移動距離を抑えたアクションでは直線的に遊泳できる特殊モード。

“クウィングシステム”の可動方法は、片方の手でハニタスの背と腹を持ってしっかり固定し、もう片方の手の指で両サイドのウイングを頭側に引きながら上下に移動させてから離す。腹側(斜め上に向ける)が1st、センター(水平)が2nd、背側(斜め下に下げる)が3nd。※設定の図解はパッケージを参照してください。

◎使い方は、基本ただ巻き。浮力を生かしてクランクやシャッドのようなアクションも効果的。

◎テールはエラストマー素材なため取扱注意。ボクの認識では、ワーム素材やアクリルとの接触で溶ける。ルアー収納専用ボックスなら大丈夫なようだが、自宅では必ずボックスから出して木材やガラスの上だけにしか置かないようにしている。またワームのようにライターで炙っての補修はダメ、着火しやすいので火気厳禁。

◎タックルはロッドMクラス以上、ラインは12lb以上なら扱える。ただし、 ハニタスLRは3/4oz.(約21g)あるので、踏まえて少し上のクラスのタックルがおすすめ。

◎顎下に小さな穴とリップ下にネジ穴があるのは、別売りのスマートガイド(根がかり防止ガイド)を装着して固定するためのもの。


ハニタスシリーズは人気が高いため欲しい時に手に入らない(取扱店でも入荷するとすぐに売り切れ)。でも、mdotati shopや正規取扱店のWEBショップにメンバーに登録するとチャンスが増すだろう。追加発売や入荷の知らせをいち早く知ることができ、ボクも販売日時がわかるとPCに齧り付きなんとか入手できている(現在4体所有、正規の入手が結局リーズナブル)。

h_ahli

マドタチ ハニタスLR(120mm,3/4oz.)
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