JACKALL TN 80

bass lure press
ジャッカル TN80(2020年12月現在のカラーラインナップは8色)
・size/80mm ・weight/29.4g ・type/Sinking ・hook/フロント#2,リア#4

5サイズあるTNシリーズの中で最大サイズなTN80。大きなボディサイズから発生する波動はまるでクランクベイトのような使用感をもたらし、ディープレンジのスローリトリーブ時も手元に明確なバイブレーションを伝えてくる。

ボクは、“寒い時期は、小さめのバイブレーションのリアクションで低活性なブラックバスの口を使わす”という定説から大きなバイブレーションに抵抗があった。しかし、大概のバイブレーションは大きくなるほど重量が増してより遠くへ送ることができ、他アングラーが立ち入らない無警戒のブラックバスへアピールすることができるメリットがある。

ただ事実として大きなバイブレーションは極端にバイトが少なくなる。しかしボクの場合は、めげずにTN70トリゴンを使い続けてみたことで固定概念を一変することができた。結果として、ふるいをかけるようにビッグバスだけが釣れるのだ。そこでさらにTN70トリゴンに近い重量を持ちながらよりハイアピールな一回り大きいTN80も導入。秋冬のローテーションにはもちろん、ブラックバスの活性があがる春から初夏の有力な武器として期待している。

◎TNシリーズの50/60/65/70/80の5サイズ共通、高比重タングステン素材の口部型ウエイト『O.M.S(アウトメタルシステム) 』を搭載。

O.M.Sの低重心化により、キャスト時の飛行姿勢と超スロー〜ファーストリトリーブまであらゆる速度に対応するアクションの安定感を実現。さらに優れたボトム感知能力と俊敏に姿勢を立て直すレスポンスを発揮。

◎水中に広く響き渡る1つの大円球による低音、ワンノッカーサウンドがビッグフィッシュを誘う。

TN80はトリゴン発売後。TNシリーズの一番最後(2018年)にリリースされた。まるでジャッカルを代表するかのようにTNシリーズの中で唯一、アイにジャッカルマークが刻まれた。

もともとTN80は、ビックレイクやリザバーの3mレンジを攻略するために開発されている。しかし29.4gという遠投性、さらにハイアピールなサイズとアクションの強みは水深2m前後の野池でも実用できる。そしてビックバスをメインターゲットにする唯一無二のバイブレーションとしての存在感がここにある。

※TN80のフロントフックは#2と大きいサイズ。水深のない野池はとくにボトムコンタクトしやすいため、そのフロントだけでもダブルブックに交換すると根がかりのリスクが軽減されるのでおすすめである。

ジャッカル TN80(80mm/29.4g)
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