mibro Cheator Type-C

バスアングラーが活躍できるフィールドが減少化傾向にある昨今、どのフィールドも年中ハイプレッシャー。しかも年々不安定になる気候でタフコンディションの割合も増えてきて、ハードルアーもますますナチュラル要素が求められるようになっているように感じる。

クランクベイトが主な戦力になるのが春の2・3・4月、そして秋の9・10・11月といわれている。実際その通りだと思うのだが、何かの要素が少しずれるだけでクランクの反応が一切なく、ワームリグに変えても小バスがポチポチレベル。そんな時、ボクは『チーター』に救われたことが何度もある。

チーター以外のフラットサイドクランクもいくつか使ったことがある。ただ思ったように飛ばなくて諦めたり、フラットサイドクランクのよさもハマったことがなくて理解できていなかった。

ところがチーターを使いはじめたらサイドフラットクランクのイメージは激変、飛ぶし泳ぎはナチュラルタイトなヌルヌルスイング。そして困ったときにちゃんと釣れる。いや、チーターでしか釣れないこともある。

チーターにはオリジナルとType-Cの2種類あり、個人的にはどちらかというとType-Cを使うことが多い。

Type-Cは、3つの「C」の特徴を表す。

◎Coffin Rip／角を落とした大型のコフィンリップ。カバー回避性能をアップさせ、レンジキープや低速時の安定したバイブレーションを実現。

◎Cover Crankin／コフィンリップにより、カバーやストラクチャーまで対応する万能タイプに。障害物にぶつかっても極端な乱れもなく、即座にもとの軌道へ復帰。

◎Cold Water／急な濁りや水温低下によってナーバスになったブラックバスをフラットサイド特有のナチュラルな波動でスローに攻めて威力を発揮。

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そしてオリジナルの「チーター」の特徴を受け継ぐ。

◎ハンドメイドのフラットサイドクランクの優れた特性である底部固定重心による泳ぎ出しの良さを均一な生産性で実現。ハンドメイドの木製と違い、個体差（当たり外れ）がない。

◎フラットサイドにもかかわらず、優れたバランス設計により遠投でき、風の中でもストレスを感じさせないキャスタビリティ（正確なキャスティング）が可能。

◎バルサボディ波のハイピッチだがバタつき感がなく、ヌルヌル泳ぐかのようなアクション。

◎クランクとは思えない極めて軽い巻き心地ながら、しっかりとした振動を手元に伝えてくれる。高速リトリーブからデッドスローまで、あらゆるシーンに対応。

◎フックは、低水温期や喰いが浅くハリに掛かりにくい時でもフッキング率を高めるICHIKAWA カマキリライトワイヤー採用。繊細なアクションを損なわない軽量仕様。ルアーの動きを損なわないセンターアイ。若干外側に設定されたフックポイントが初期掛かりを向上させ、表面の滑らかなPTFEコーティングによりしっかり貫通させる。

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実は、スペックがなぜかミブロ公式サイト記載とパッケージ表記に誤差があるのに気がついた（2021年9月現在、このページに記載のスペックはパッケージ表記を記載）。重量については誤差範囲だが、潜行深度はパッケージ記載の1.5mを信じて入手。オリジナル（ハーフラウンドリップ）は潜行深度1.2mとあるが、実際の使い心地はコフィンリップのせいもあるかもだがType-Cの方が深く潜っている感覚がある。なのでボクの使い分けは、水深1m前後を通すイメージでオリジナルを使い、オリジナルよりもう少し水深を下げたい時にType-Cを選択している。

とくに秋は広域に散っているはずのバスの攻略にType-Cが活躍。カバーやストラクチャーまわりも安心して積極的に通したいし、とくにランガンしながら少し浅い護岸沿いでも根がかりをあまり気にしなくてもよく、オープンのただ巻きではしっかり中層レンジ通せる。

例えば、先日（2021年9/3）はとくにType-Cが大活躍。雨上がりの朝マズメ、期待したのになにをやってもいまいち、子バスがチョビチョビ。ならばとチーターType-Cに変えた途端にアベレージがポンポン。まさにチーターがもたらすチートを体感、初秋の数釣りを楽しめた。

個人的余談情報、晴れた日だとオリジナルの方が釣れることもあるから年中、オリジナルとType-Cの両タイプがボックスに入っていると心強い。そしてボックスに1色だけ入れるなら、状況にかかわらずの万能カラーと思い込んでいる“ワカサギ”、実績一番。でも大好きなカラーはこのページのイメージ使った“ハニーシャッド”、カッコいい。

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	ミブロ チーター タイプC（56mm/10g/コフィンリップ/潜行深度1.5m）
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	ミブロ チーター（56mm/9.6g/ハーフラウンドリップ/潜行深度1.2m）
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