DAIWA STEEZ SNAPPY FROG

top water(トップウォーター)
ダイワ スティーズ スナッピーフロッグ(2021年5月現在、8色)
・size/48mm ・weight/9.0g ・type/Slow Sinking

今年(2021年)の冬は久しぶりに寒かった。そのメリハリの影響なのかボクのメインフィールドの大きな野池はヒシモの活性が例年よりずっと早く、リリーパッドエリアの範囲もこれまでの倍くらいにまで広がりそうな勢い。

ボクはまだフロッグを使ったことがなく、今年の対策として積極的にフロッグを使おうかなと考えている。

シンプルだと思っていたフロッグは種類も扱いも意外に奥が深く勉強している最中なのだが、つい4月に新しいジャンルっぽい沈むフロッグタイプの「スナッピーフロッグ」が新発売されていた。

そうこう準備しているうちに一足早く、5月半ばから梅雨のように雨が続きそうな予報。前倒しの季節感で、あっという間にフロッグが活躍するシーズンだ。

◎このスナッピーフロッグは、“フロッグを水中でドッグウォークさせたい”という発想から誕生したシンキングタイプのフロッグ。

◎ベーシックなフロッグより一回り小さいコンパクトサイズ(48mm)に対してウエイトは9gと少し重め。通常のフロッグと同じように中空ソフトボディの構造だが、重さの分ゆっくり沈む。さらにボディ内部に水が入り込むギミックでより重くなる(下の画像、腹部からフックがでている穴が水の出入り口)。

◎ノーマルで水面直下5cmを泳ぎ、ボディに水を入れる量によって水深を調整でき、最深50〜60cmくらいまでレンジを下げることができる。

◎水を入れて重くすることで着水時、バックスライドフォールするという斬新な効果もある。

◎水中で抵抗が少なく、クイックアクションを際立たせるシングルスカートを採用。

◎基本フロッグだからもちろん引っかかりにくく、さらにボディ先端が尖った形状により軽快に障害物をすり抜けてくれる。

5月上旬、日に日にヒシモの葉が水面を覆いはじめている。スナッピーフロッグは、引っかかりやすい水中の茎の隙間を縫いながら水中ドッグウオークで活躍してくれることに期待。

夏本番は、リリーパッド化したヒシモのパッドの上をズル引き、隙間の水中に飛び込めばバックスライドしてパッド下の奥へアプローチ。それから水中ドッグウォークし、パッドに上がればまたズルズル…

と、フロッグなのにバックスライド系や高比重系ワームさながらの水中アクションもこなす、新ジャンルのシンキングフロッグに期待も高まる。

ダイワ スティーズ スナッピーフロッグ(48mm/9g)
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