「シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG」オーバーホール・レポート
去年の1月に入手してから1年半、ボクのメインタックルとしてだいたい週2回ペースで酷使してきた「シマノ 17 カルカッタ コンクエスト BFS HG」。1度水没させてから自分でバラしてメンテナンスし、その後も何度かオイルをさしたりしていた。しかし、ハンドルを回した時のベアリングの違和感がどんどん増してきていた。
もしかしてボクの組み立てに不備があるのか、それともパーツの経年劣化か、メカニカルなことの知識やノウハウがないので判断基準がない。ただベアリングの違和感は確か。そろそろオーバーホールの時期かもしれないと思いが強くなる。梅雨入り前、本格的な夏まではシビアな攻めはあまりしないだろうというタイミングでもあり決心、ググってみた。すぐにシマノ ベイトリールオーバーホール専門店『RE-Bornガレージ』さんが目に留まる。(上の画像は『RE-Bornガレージ』さんのインスタからお借りしました)
ではレポートというか、発注から戻ってくるまでの手順かな。
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1)シマノ ベイトリールオーバーホール専門店『RE-Bornガレージ』さんのホームページへ
まず、ホームページのメニューから「サービスの流れ」「オーバーフォール」の作業解説、「オーバーホール事例」をチェックしてオーバーホールとはなにかを学習してみる。依頼者の視点で細かく解説があり、要所やポイントに無駄なくある画像でわかりやすく、疑う余地なく信頼して発注できると判断できた。とにかくピンポイントの“シマノ ベイトリールのオーバーホール専門”というサービスだから安心する。
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2)ホームページの「ホーバーホール受付」ボタンを押した
ホームページでボクが興味のある箇所を拝読したあと、早速「ホーバーホール受付」ボタンを押した。必要事項に記入し、リールの機種名や使用年数、使用頻度、水没歴、現状の使用感などを簡潔に記載し、確認画面へ進むボタンを押して依頼完了。
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3)『RE-Bornガレージ』さんから最初のメール
24時間以内に返事があるとあったが、タイミングがよかったのかすぐに返信が届いた。内容には、
◎納期の目処(ボクは1ヵ月程度とあったが状況や実物依頼品の診断によって前後すると思う)
◎作業内容の確認
◎料金の目処として参考価格の例
◎依頼品(リール)の発送方法のお知らせ
があり、了承と依頼のメールを返信した。
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4)依頼するリールの発送
ボクは、取説、リールカバー、付属品類は元の箱に入れて保管してあったので、一応本体と一緒にすべて箱に収め、雨に濡れてもよいようにエアークッションと梱包テープで密閉し、ゆうパック元払いで発送した。もちろん、それぞれ利用しやすい他の宅配便で。
発送後に一応、配達時間や問い合わせ番号を先方にメールした。先方からは、その了承、依頼品の受け取り完了の返信もあり。きちんと対応してくれるので発注側としては本当に安心する。あとは、うかがった納期の目処まで楽しみに待つ。
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5)オーバーホールの完了とパーツ交換についてのメール
1ヵ月後に『RE-Bornガレージ』さんからオーバーフォールの完了とパーツ交換についての連絡がメールに届いた。不良パーツ、タイミング的に交換した方がよいパーツ、次回に検討してもよいパーツなど、レベル別の詳細と見積もり。とにかくとても丁寧に細かく状況説明と部品交換に対する説明もあった。
(上の画像は『RE-Bornガレージ』さんのインスタからお借りしました)
ボクは、もともとはじめにうかがっていた料金を目処に、このオーバーホールの機会にできるだけ部品も交換しようと考えていた。なので『RE-Bornガレージ』さんのご提案の通り、オーバーホール料金2,500円+不良パーツとタイミング的に交換した方がよいパーツの合計5,500円(シマノ純正税込)+パーツ手配手数料400円=総計8,400円で了承、すぐに振り込み。
ちなみにオーバーホール以外に劣化により交換したパーツは、
◎ギヤシャフトベアリング/1個
◎クロスギアベアリング両軸/2個
◎X-SHIPベアリング/1個
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6)依頼したリールが戻ってきた
『RE-Bornガレージ』さんへ料金の振り込みを連絡後にすぐに発送手配していただき、問合せ番号と到着予定日時のメールをいただく。そして3日後、待ちに待った愛機が帰還。これはあくまでもボクのケースだが、6月2日に最初の依頼メールを出して翌3日に発送し、そして7月7日に戻ってきた。
リールは使い込んでいくうちにパーツは磨耗・劣化し、その間、掃除をしたりオイルをさしたり最低限のメンテナンスをしながら徐々に使い心地が悪くなるもの。ボクが、オーバーホールに踏み切ったのは1年半後だった。でもさらに使用頻度が高ければ1年後だったかもだし、あまり使わなければ3年後かもしれないし、ボクが不精だったら騙し騙しオーバーホールせずに使い続けるのかもしれない。なんでもそうだが所詮道具、されど道具。オーバーホールし、パーツを交換したりする判断は持ち主の価値観次第。
さて、戻ってきたカルカッタ コンクエスト BFS HG、届いてすぐに開封して触ってみる。もちろんなめらかで良好な巻き心地、自然と笑みがこぼれる。オーバーホールの際にすべて洗浄され、新しいオイルがさされ、劣化したベアリング類のパーツはすべてシマノ純正に交換されている。
ボクのカルカッタ コンクエスト BFS HGの作業工程はインスタにアップされていた。これを見ると本当にオーバーホールに出してよかったと思うし、気持ち的に中身は新品同様に戻ったと思えるくらい。そう、はじめてカルカッタ コンクエスト BFS HGを触った感動の巻き心地はこれだったんだな。(徐々に増えていく外側のキズは最初は気になっていたが今は場数の証、ボクの誇り)
h_ahli
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余談/カルカッタ コンクエスト BFS HGが不在の際、ボクはベイトフィネスタックルはどうしていたか。かわりにバーサタイルタックルのアルデバランMGL 30HGにナイロン12lbの柔らかめなタイプを巻き、バンタム165L-BFSに装着してベイトフィネスもどきとして代用。もともと3g以上のルアーを使っていたが、ベイトフィネスもどきタックルでは5g以上のプロップベイトばかり使用していたのも幸いし、不自由をあまり感じずにすんでいた、というかなんとかやり過ごしていた。
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