8月の野池はハイプレッシャー
やっぱり『AKチャターJr.』
頼りは『ハニタスLR』

真夏の朝マズメ、トップで釣りたいんだけど全然出ない。さらにハードルアーからワームリグを駆使しても思うように釣れなくなっている。今日は釣り日和だ！とワクワクする雨の後やローライトの日でさえ難しい。

それもまぁハイシーズンだから仕方なし。釣り人が日々朝から夕方まで入れ替わり状態、さぞかしいろんなルアーが投げ込まれていることだろう。きっとバスは見慣れたルアーを見切り、かと思えば本能に刺激するルアーでつい釣られたり。こうして1度釣られたバスはさらに警戒心が強くなり、釣れるバスがどんどん少なくなっていく。そしてボクもハイプレッシャーに加担しているわけで（汗

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釣れない時は餌的なワームリグでネチネチするのも手だと思うのだがボクには耐えられない。やっぱりテンポ良く巻いて釣りたいなぁと去年の夏を振り返り『AKチャターJr.』の出番だ。

あくまでもボクの感覚、『AKチャターJr.』は日差しが水面に当たりはじめたくらいからの方が釣れている。日が当たれば必然にカバーやストラクチャー、ボトムの障害物にバスは付く。別のルアーで何度も通したそんなポイントへ『AKチャターJr.』通したらあっけなく釣れることも度々。

ただ上むき1本針りが弱点、後方や後方斜め下なら掛るが横下から食い上げられるとのらない。しかも一瞬でもラインが緩むとバレることが多いし。だからハンドランディングはせず、とにかくラインを張ったまま浜ランディングか抜き上げ必須。

こうして一本獲れるとだいたいその日は同じパターンでもう何本か獲れる、ありがたい『AKチャターJr.』様。トレーラーには、お気に入りのクビレシャッドばかり。ちょうどくびれの位置で針が抜け、何匹釣っても意外に裂けにくい。アクションもオーバーな腰振り。コンパクトなのにアプローチ力が高く、テールの抵抗でスローに巻けるからのりやすい気がしてる。

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バイトはあるのにのらなくて、やっとヒットしてもバラしたり。そんな辛い日の最後の頼みは『ハニタスLR』。昨日（2022年8月19日）の朝マズメも助けられた。

早朝は雨が少しパラついたが8時くらいには日差しが出てきたり。2度バイトがあるが釣果0。連日の雨で水温は2度ほど下がっていて29度、腕時計の魚影マークは1（0の時は表示すらされないのでまだマシ）。これで回遊している可能性ありと判断し、8時半から『ハニタスLR』ランガンスタート。

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そんな矢先、真っ白い35cm前後のバスを発見。実はこの白バスを見るのは3度目。はじめてみたのはインレット。コイかと思ってよく見たらなんとブラックバス。アルビノがこのサイズまで大きくなるとはビックリ。2度目はシャロー側のカバー、明らかに子ギルを狙ってた。そして今日はオープンエリア、いかにも水面に落ちたトンボや虫を探しているという感じ。

パワーバーサタイルタックルで『ハニタスLR』を遠投したところだったがそのまま放置。ベイトフィネス プラッキングタックルで2WAYやシェイクシャッドを落とすも、寄って見に来るが「ゴミかよ」みたいにプイっとスルー。何度やっても何投げてもダメなので諦めた。前の2回ともなにを落としてもヴィローラマイクロさえガン無視されている天才っぷり、だから生き延びてこられたのだろう。

気を取り直して、さっき投げたハニタスLRをとりあえず回収して投げ直そうとやや早巻き。すると突然ゴン！とバイト、やった！30m以上先でよく走り寄せるのに手間取ったが大きいかもと期待。が、意外に37cm、でも丸々くん。

釣れたバスを寄せていて思い出す、どうやら岸側から5mくらい離れた沿いを通そうと遠投していたもよう。もう日が高く登っているがまだ回遊しているバスがいると確信。その後も回遊ルートと思われるワンドの先でもハニタスLR早巻きで2匹目（33-4cmくらい）が釣れ、予定があったのでランガンは小1時間で終了、9時半に帰路へ。

それにしてもあの白バス見るとつい釣りたい衝動にかられるが3度目でもう絶対釣れないと確信。しかし、よく考えると白バスを見た後にバスが釣れているんだな。次はもう釣ろうとせずに見守ろう、きっとまたいいことがあるだろうし。

h_ahli

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