バス釣りルアーのカラー選び、
表にまとめてみた。

G.F. blog

もうとっくに語られ尽きている感のある、バス釣りルアーカラーの選び方。結局は、セオリー通りに状況を読み取って選んだカラーでも、自分の好きなカラーでも、釣れると噂のカラーだとしても釣れたらそれが正解。

しかし信じたカラーをキャストし続けて釣れず、違うカラーに変えただけで釣れた経験は誰しもあることだろう。カラーローテーションをしていくと、釣れる傾向のあるカラーに気がつくこともある。

それは単にリアクションしやすかったカラーだったのかもしれないし、フィーディングにハマったカラーだったのかもしれない。とにかく釣れたのだから状況にあった正解のカラーだったのだ。



▲上の2枚は完璧にフィーディングバイト、下の2枚はリアクションバイトだと思う。4枚とも42〜50cm。

そうしてバス釣りルアーのカラー選択に重向すると、立ち位置の“状況把握”をせまられる。それは、季節・天候・風・水温・水の色・水の流れ・時間・ベイトの種類、レンジ、など盛り沢山。現に上級者は、並外れた経験値を武器に釣果をきちんと出していく。

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ボクだって一応それなりに考えてカラー選択はしている。釣果で正解を確信する時もあれば、間違ったと悔やむことも多々(カラー選択の悔やみは、あくまでも自分の腕の悪さへの言い訳にすぎないが)。

とにかく、とにかく、バス釣りルアーのカラー選択にまだぜんぜん自信が持てない戒めに、あらためて考えてみた。いつもなら理屈を立てて文章にまとめるところだが、今回は一般的な理屈は割愛してざっくり表にしてみた。

ハードルアー編

で、こうして表にしてみてハッキリしたのは、結局は単に「アピール系」の出しどころだけだった。あとは、条件によって効きやすい『◎』印がついたカラー系がポイントとなる。

表はあくまでも目安。それぞれのフィールドの特性やブラックバスの個性によって当てはまらない趣向性もあるし、反したカラー選択で意外な釣果を得ることもある。

まぁ、どんな状況でも共通なのは、無難にバスの捕食の習性をいかしたナチュラル系でことは足りる。けど捕食性狙いはバスが低活性だと釣れない。ならリアクションの習性で釣る。そのためには効果的なカラー選択を迫られるわけだ。

ハードルアーのカラー分類例  
ナチュラル系
>ゴースト類
>リアルベイト類
ホワイト系
>ホワイト類
>パール類
アピール系
>チャート類
>ビビッド類
ダーク系
>レッド類
>ブラウン類
>ブラック類
シルバー系 ゴールド系

ハードルアーのカラー選択表

水の色 クリアウォーター マッディーウォーター
天候 晴れ
明るい曇り
シェード
ナチュラル系
ホワイト系
ダーク系
シルバー系
ゴールド系
晴れ
明るい曇り
シェード
ナチュラル系
ホワイト系
アピール系
ダーク系
シルバー系
ゴールド系
暗い曇り・雨 +アピール系 暗い曇り・雨 ◎アピール系
◎ダーク系
◎ゴールド系
時間帯 朝マズメ
夕マズメ
◎ナチュラル系
日中 ※水の色・天候に準ずる
強い ◎アピール系
◎シルバー系
◎ゴールド系
強い ◎アピール系
◎ゴールド系
弱〜無 ※水の色・天候に準ずる
厳寒期 表層
中層
◎アピール系 ◎ダーク系 ◎シルバー系 ◎ゴールド系
低層 ◎ナチュラル系

▼ボクが‘22.1月朝マズメに初バス48cmを釣ったソウルシャッド52sp/パールアユ

ジャッカル ソウルシャッド52sp(52mm/4.0g/潜行深度1.2m)
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▼ボクが‘21.11月朝マズメに49cm‘21.9月朝マズメに42cmを釣ったレベルバイブブースト/18g

  レイドジャパン レベルバイブ ブースト(60mm/18g)
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▼ボクが‘20.12月夕マズメに45cmを釣ったTNトリゴン60

ジャッカル TN60 トリゴン(60mm/18.5g)
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▼ボクが‘20.11月朝マズメに50cmを釣ったTNトリゴン70

ジャッカル TN70 トリゴン(70mm/31.5g)
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ワーム編

ワームそのものがソフトなリアルベイト。カラー選択において、一般的な定説がそれ以上でもそれ以下でもないと思う。

例えば、どんな状況でもよく釣れるウォーターメロンやグリーンパンプキンのナチュラルな中間ダーク系カラー
セオリーならフィールドのベイトカラーに合わせるのも基本。
雨が降ってる最中や後の岸際や流れ込みには赤系やピンク系のミミズカラーは本当に釣れるし。
そして土砂濁りや深いボトム、視力が落ちる厳寒期には、見つけてもらいやすいダーク系というのも鉄板だろう。

ただ、正直ワームに関しては、バスの目の前に落とせるか、または通せてからの話し。そして食わせの要素になるリグの動きや形、そこに相乗効果としてのカラーではないだろうか。ってか、状況問わず、そのバスにとって食べたい魅力的なワームならナチュラルカラーでもアピールカラーでも口にしてしまう。

ワームカラーの選択意図は、信じた選択と結果がもたらす統計論でなりたっている、とボクは感じているのだがいかがだろう。

水質 クリアウォーター マッディウォーター
カラー
ナチュラル系(ゴースト系、リアルベイト系)

濃いめのリアルベイト系
ビビッド系
ダーク系(レッド系、ブラウン系、ブラック系)


水深とカラー

水深 水中で見えるカラー
〜3m
6m〜
9m〜 ■■
12m〜 ■■■
18m〜 ■■■■■
21m〜 ■■■■■■


▼ボクが‘21.8月朝マズメに48cmを釣ったリズムウェーブ2.8in/キンクロシャッド

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▼ボクが‘20.1月朝マズメにランカーバスをランディングしそこねて未だに悔いてるボレアス アノストレート/4.5inch/ジューンバグ

ボレアス アノストレート(4.5inch)
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ちなみにボクがハードルアーを入手する時、高価なものは好きな1色だけ、余裕があれば「アピール系」「ナチュラル系」「ダーク系」3色選ぶ。
ワームの場合は、シャッドや浮かして使うものはナチュラル系、ボトムに沈めるものはダーク系と一応決めている。

でもね、一度釣れたルアーやワームというのは執着してついカラーコレクションしてしまうんだけど、実釣に使うのは一度釣れたカラーの頻度が多くなるのは否めない。

h_ahli

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