2022年初バス48cm、
ソウルシャッド52spでいただきました。

G.F. blog

昨年(2021年)11月9日に49cmを釣ってから、釣果のアップをしてなかった。その後も週一ペースで欠かさず佐賀にバス釣りに行き、野池メインで12月半ばまでは一応ボウズなしで30cmちょいくらいのアベレージばかりをあげる。ただクリークは未だ釣果無し、難しい。

で、ハードルアーはレベルバイブブーストバイブレーションXダイナがよく釣れ、よほど警戒心が強いのかラトル嫌いなようでサイレントでしか釣れない。

ワーム系でいうと朝マズメの一瞬のフィーディングタイムに、ヴィローラ 2.8inchの0.45gネイルリグをボイル付近に落とすとかなりの確率で釣れていた。

12月中旬過ぎてからパッタリ朝マズメのボイルがなくなり、それどころかどこもまったく釣れなくなってしまった。あわせて寒波が度々到来し、辛い修行の日々に拍車がかかる。

1月20日(曇り/7時5分到着/気温3度/水温9度,11時15分帰路へ/気温9度)

バイブレーションやメタルバイブ、面倒でもネコリグや高比重ワームのズル引き、キャロライナリグなど、次こそはと新しい作戦を組み立てて挑んでいた。毎週早起きして佐賀を目指して峠を越え、クソ寒い中「ここでガツンとくるかも!」、っと妄想しながら撃沈。そして1月になって3週目の今日、やっと!、いや例年なく早くうれしい初バスをいただきました。

〈プロローグ〉初バスってみんなは何で釣れているんだろうとSNSをみて研究していると目に入るのは、バエ重視のビッグベイト、真逆でとにかく1本のスモラバ吊るしとあまりヒントにならない。そして堅実的に映ったのがシャッド、しかもみなさんビッグバスばかり、これだっ!

巻物が好きなボクだけどクランクほどシャッドは使っていない。まぁ去年まで冬の糸島野池のオープンエリアでバイブレーションの遠投専門だったからなのもある。

そこで今年の残り厳寒期と三寒四温の初春まで、ベイトフィネス プラキング中心に取り組んでみることを決意。そのため新しくタックルを組んだ。

そして今日がその『ベイトフィネス プラキングタックル』の初おろしであり、本日はこれしか使わない意向。現場で戸惑わないよう、すでに家の庭でタックルの調子はテスト済み。

まずはブレディ2.5gウィローにスウィングインパクト ファット2.8inchをセットしたリグ。ボトムまで着底させてからスローリトリーブ、反応なし。

次に往生際悪くファットウィップ3inchノーシンカーをボトムに着底、ズルズル・ステイ・チョンチョンを繰り返す、反応なし。この2リグで40分使う。

さて、本命シャッドの出番。沖の水深は1〜1.5mくらい、ややブレイクがあり足元1〜2m先から水深50cmくらいだからレベルシャッドスプリンター68SRをチョイス。あまり奇を衒らうアクションではなく、ただ巻き&ステイが基本で。

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そうしていると足元から右1mくらいの浅瀬に40cmないくらいの魚影が目に入る。もしかしたらと、ヴィローラ2.8inchに交換してそっと落としてみたが反応なし。魚影はゆっくり浅瀬をふらふらしている、コイなのだろうか?何度やっても見向きもせず、やがて魚影は消えてゆく。

まっいいか、とソウルシャッド52sp/パールアユに変えてただ巻き&ステイのアクション。浅瀬でピックアップしようとしたら、なんとさっきの魚影が追いかけてきていた、やっぱりバスやん!慌ててちょい先にピッチングして巻くとまた追いかけてきて、ステイさせると食いそうになるもスルー。そしていなくなる。チャンス台無し…。

自分の不手際さに後悔しながら、立ち位置を移動して再度ソウルシャッド52sp/パールアユをひたすらただ巻き&ステイ。何投目か、1.5mくらい先の浅瀬でピックアップするためにスローリトリーブにしたら巨大な魚影のチェイスが見えた。

ビックリしてステイさせるとパックリして反転、でフルフッキング!やった!完璧!大きいけど動きはスロー、念のため少し泳がせ、体高を寝せて浜ランディング(8時8分)。

ヤバい!でかい!太い!重い!体は白く柄は薄く、唇は赤く、目も赤くて瞳孔は白い。最初は片目がダメになってるのかと思ったら両目とも同じだったので寒さのせいのようだ。

ブラックバスの真冬の目についてはもちろん知ってたが、ここまで瞳孔が白いのは初めてみた。これじゃ本当にあまり見えてなさそう。厳寒期のブラックバスはフィーディングかリアクションかを明確に切り替えてアピールし、いずれにしてもバスに見つけてもらうことが大前提、というのも納得。こりゃ、ワームでねちねししても釣れる気がしない。

ジャッカル ソウルシャッド52sp(52mm/4.0g/潜行深度1.2m)
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測ったら48cm、シャッド作戦大成功(選択カラーは曇りの天候と厳寒期ということを踏まえてキンクロ系がいいハズだという魂胆で“パールアユ”)!初バスにてデカバスでなんて幸運なんだろう、本当にれしい。しかもベイトフィネス プラキングタックル初出陣にてデカバスで入魂完了!

あっ、ちなみに以前ブルーのスケールをしいて写真に撮る時にどうしてもバスの口元がずれていたので、フラップ付きに変えた。メガバスの“モバイルコンパクトメジャー”で、他社よりデザインがシンプルだしカラナビ付きだからバッグにぶら下げて持ち運べて落とす心配もない。もう何度か使っているが、確実なサイズ計測で撮れるからとても気に入っている。

メガバス(Megabass)モバイルコンパクトメジャー
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付き合ってくれてありがとう、やさしくリリース、ゆっくりと深場へ帰っていった。

〈追記〉明るくなって時々日差しも出てきたので後半、他にも動き出した個体がいるかもと浅はかな考えで水深1mもないシャロー側を通してみたら根掛かってしまった。

実は佐賀に行き出したらルアーのロストがやや増えている(根がかりポイントを把握してないから)。そこで根がかり回収機をつかいだした次第。色々調べて「ダイワ ルアーキャッチャー」のリール部分と「レスキューロボ」を組み合わせてる。

ダイワ ルアーキャッチャー
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アオリネット レスキューロボ
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回収率は、立ち位置が高台なら10m先くらいまで、水面沿いだとせいぜい5-6m先が限度。レスキューロボはスナップやリングに引っ掛けるタイプなのでとくに耐久力のあるスナップを使用しだした。ルアーは高価だから3-4回でも回収できればコストのモトはとれるし。

幸い4mくらい先だったから無事回収。フックはフロント・リアともダメになってたがルアー本体やラインもダメージがないのでとてもありがたい。

帰りに30分ほど横武クリーク公園付近に寄ってみた。適当にサーキットバイブ1/4ozをリフト&フォールいていたら50cmくらいの鯉の背掛かり。

高台だったのでなんとかバラそうと奮闘するもフックが外れないので仕方なく抜きあげた。ベイトフィネス プラキングタックルでも50cmクラスまでランディングネットなしでぜんぜんいけるわ。

帰りの峠は猛吹雪だったが心はホット(スタッドレスタイヤでよかった)!それにしても、シャッドでこうもうまくいくとは…。初バスでお墨付きをいただいたから、春までベイトフィネス プラキングタックルでがんばれそう。

h_ahli

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